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宿題の絵日記帳

著者:今井信吾
本文レイアウト:今井香月
編集:今井香月、今井麗
編集協力:大嶺陽子
リトルモア
2017年9月29日 第2刷発行

聾(ろう)話学校から保護者への宿題として4年間お父さんが記した絵日記。
子どもと学校、家族と学校をつなぐために、うららちゃんが言葉を獲得するために、お父さんが描いた絵日記。

絵日記の主人公は次女のうららちゃん。
当然、学校以外での様子となると、お父さん、お母さん、お姉ちゃんも登場する。(時には、おばあちゃん、お友だちや近所のおじさん、おばさんも)

いたずらしてを怒られるうららちゃん
わがままを聞いてもらえなくてなく泣くうららちゃん
お友だちをつくるうららちゃん
「うららちゃんの耳が治ります」と短冊にかくお姉ちゃん
うららちゃんの発語に涙するお母さん
アイスクリームをこっそりあげちゃうお父さん

にぎやかな家族の物語。
うららちゃんを中心に家族の4年間を絵日記で毎日欠かさず描くお父さんのパワーも凄いが、ただただ、その時期の家族の様子がこのように残っていることに、うららちゃんと香月ちゃん(お姉ちゃん)には羨ましさを、お父さんには憧れを抱いた。

うららちゃんと同年代なせいか、子ども時代はどこもこんなものなのか、よその家族の物語なのに、自分が小さかった頃を思い出して笑ってしまう。
30年を経てこの絵日記を書籍にした、今井香月さん(お姉ちゃん)、今井麗さん(うららちゃん)姉妹に感激。