ページが見つかりませんでした https://umlaut.club Mon, 27 Nov 2023 09:47:22 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.3.3 memo/おやつきろく/松風堂 https://umlaut.club/memo/syogetsudo Mon, 27 Nov 2023 09:47:22 +0000 https://umlaut.club/?p=3000 栗の里から

松風堂の栗きんとん

栗きんとん

玉川高島屋の銘菓百選「中津川お菓子祭り」に滑り込みで、松風堂の栗きんとんを。
「富士日記」にも出てくる「すや」とも迷ったけれど、食べたことのないところのをと思って選びました。
素材の力もあるけれど、さらに上品になった栗を堪能。
もう秋も終わり始めている。

松風堂

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memo/読書記録/優しい地獄 https://umlaut.club/memo/yasashiijigoku Wed, 15 Nov 2023 23:00:24 +0000 https://umlaut.club/?p=2995 ルーマニアから東京、弘前

「優しい地獄」書影

著者:イリナ・グリゴレ
装幀:寄藤文平+古屋郁美(文平銀座)
発行所:株式会社亜紀書房
印刷:株式会社トライ
発行年数:2022年8月2日 第1版第1刷発行/2023年2月1日 第1版第3刷発行

この本を見つけたのは、なんとなく自分の中に“地獄”というワードが引っかかっている時期だからなのかもしれない
現に、最近の電車のおともはダンテ「神曲 地獄篇」だったのだから

著者はルーマニア出身の女性の身体とジェンダーに関する映像人類学的研究者
繰り返し語られる幼少期のエピソードに登場する郊外に住む祖父母とその家が情景として立ち上がってくる
ルーマニアに行ったことは、まだないのに
匂いや光の色、温度など、まるで、私も幼少期にその近くで暮らしていたかのような位に身近に感じる
これは著者が映像で表現することを主としているからだろうか

それとも、

例えば、足の裏から細い根が大地に向かって伸び、大地に張り巡らされていたら、ほかの根と絡み合ったり、すれ違ったり取り込んだり取り込まれたりすることがあるかも知れない
その時に誰かの経験や思考のほんの一滴が自分にも流れこんでくる可能性を想像するのは少し楽しい
著者がこの本を書いた時点では、私が生まれ育った場所に暮らしていたということは、どこかで私が残した根の端が何かを捉え、イメージが流れ込んできたのだとしたら?などと考えたりしながあら読み進める

(深刻な事では無いのだけれど)私の基本姿勢として「もういろいろと取り返しがつかないし、やり直せないならこれ以上やりたくない」と思って生きている傾向がある
著者の「これからは、自分の身体が透明になるまで世界に開いていく。」の項を読んで、私もまた新たに生まれてきたと思ってやっていけるかも知れないと思えたのは、とてもいい読書体験だった

タイトルにもなった「優しい地獄」は著者の幼い娘が発したことばがそのまま使われているのも驚くし、発端が「神曲 地獄篇」なのにも(自分の中でだけ)納得した

そして、山に初冠雪があったと思ったら、里にも雪がチラついたと報せが入る
白鳥と一緒に北から冬が降りてきている

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memo/おやつきろく/東京會舘 https://umlaut.club/memo/tokyokaikan Wed, 15 Nov 2023 05:09:24 +0000 https://umlaut.club/?p=2992 小さくて柔らかい

東京會舘のプチガトー

ひとつひとつ個性が引き立つプチガトー
ついついチェリーやアプリコットが乗ったものから食べてしまう

東京會舘

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memo/読書記録/あなたのものじゃないものは、あなたのものじゃない https://umlaut.club/memo/what-is-not-yours-is-not-yours Tue, 07 Nov 2023 11:38:13 +0000 https://umlaut.club/?p=2982 What Is Not Yours Is Not Yours

あなたのものじゃないものは、あなたのものじゃない

著者:ヘレン・オイェイェミ
訳者:上田麻由子
装幀:三瓶可南子
装画:Emma Stone-Johnson
編集:発行者:小野寺優
発行所:株式会社河出書房新社
印刷:株式会社暁印刷
製本:小泉製本株式会社
発行年数:2023年6月30日 初版発行

タイトルだけで「読もう」と決めた本
今後何度か読み返すことになる本

生き別れた両親が繋いだ新たな出会い
ポップスターの炎上
人形遣いと人形
声と呪術
夫婦の温度

海の底の貝殻のように
砂の中に落ちたビーズを探すように
ネオン輝く都会では見つけられない星のように

世の中には目を凝らさないと見えないけれど、
確かに存在しているものがある
この本を読んだ後は、目を凝らさなくても存在が、体温が感じられるようになったような気がする
私や私たちの物語が綴られている

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memo/おやつきろく/マルトベイク https://umlaut.club/memo/memo-%e3%81%8a%e3%82%84%e3%81%a4%e3%81%8d%e3%82%8d%e3%81%8f-%e3%83%9e%e3%83%ab%e3%83%88%e3%83%99%e3%82%a4%e3%82%af Wed, 01 Nov 2023 09:25:46 +0000 https://umlaut.club/?p=2979 いいところを伸ばした結果

抹茶

宇治の茶商が作る焼菓子
フィナンシェと抹茶の割合が程よく、香りと苦味が遠くから呼びかけてくる感じでした
コーヒーと合わせても負けないところもよし

中村藤吉本店

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memo/おやつきろく/らぷる https://umlaut.club/memo/oyatsu-shikanai Thu, 28 Sep 2023 03:00:24 +0000 https://umlaut.club/?p=2975 ちょっとした時にちょうどいい

らぷる

青森県弘前市「しかないせんべい」の「羽毛布団のようにフワッとしたおせんべい」をコンセプトに作られた焼菓子
フィリングは控えめな甘さのりんごのコンポート
外側も“フワッと”していてやさしい風味です

「しかないせんべい」にはほかにも、りんごの薄切りがのった薄焼きお煎餅「こあき」や桜の塩漬けがのった「さくらSENBEI」がお気に入り
両方ともりんごの風味、桜の香りが感じられれ、弘前の空気をまとったお菓子です

「しかないせんべい『らぷる』」

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