memo/読書記録/バクちゃん
Jul 6, 2021
マジョリティの特権だと気づくこと
バクの星が資源枯渇してしまったため、永住権を求めてやってきたバクちゃん。
地球に来て27年になる、サリーが答えた「ノーチョイス(選択肢はない)」。
車に轢かれたのに、「万が一が起こったら終わりだから」と病院に行かない、日系のホルヘ。
移民2世であることで、どちらからも“本物”として扱われることがない、ダイフク。
胸が苦しくなる場面もあるけれど、全体的にはマイルドな描写で「移民の視点」を借りた日本を想像することができる漫画でした。