memo/読書記録/ミッキー7(MICKEY7)

Sep 7, 2023

 

SFの体をした哲学エンタテインメント

著者:エドワード・アシュトン
訳者:大谷真弓
装幀:カバーデザイン/岩郷動力+M.U カバーイラスト/Shutterstock.com
発行所:ハヤカワ文庫SF(SF2395)

地球から遠く離れ、コロニーでの暮らしが当たり前の世界
つまり、地球では暮らせない状況にあるということ。
新しい開拓地に旅立つ一方通行のプロジェクトの“エクスペンダブル”(ほぼ死ぬミッション)担当のミッキー
“テセウスの船”の様に、何度も死んで、何度もバイオプリントされた自分も自分なのか?毎日細胞が生まれ変わる人間とは何が違うのか?
手違いで同時に2人存在してしまう状態からの思考では、記憶と想像力の役割について考えてしまう。
人間は失敗し、何度も何度も同じことをくり返す。
これは、SFの体をした哲学エンタテインメント
ポン・ジュノ × ロバート・パティンソンで映像化が進行中

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