memo/読書記録/わたしの献立日記

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欲に向かって進め

著者：沢村貞子
装画：安野光雅
発行者：松田陽三
発行所：中央公論社
DTP平面惑星
印刷：三晃印刷
製本小泉製本
発行年数：2019年5月30日6刷発行

森茉莉「貧乏サヴァラン」やNetflixなら「CHEF’S TABLE」、「UGLY DELICIOUS」など、“食”に関する読み物やドキュメンタリーが好きで、読みながら、観ながら「私は何を作って食べようか？」と考えている時間が結構多い。
本著は、明治生まれの女優が毎日の献立をノートに書き綴っていたものをまとめ、その間にエッセイがありますが、内容は、ほぼ献立（朝・夕）。
この献立をみて、「これはどういう料理かな？」、「食べてみたいなー」、「作ってみよう」と考えながらお腹もグーグーなる始末ですが、この時間が楽しい。
この献立をフードスタイリスト・飯島奈美さんが再現する番組がEテレで放送されているのですが、「飯島奈美解釈版わたしの献立日記」を観ているようで、活字の献立から自分で想像したものとは別のものが出来上がったりして、それも楽しい。